MGB MODEL

 

モデル

Mk.3(ウレタンバンパー後期)

ボディ形式

2シーター・コンバーチブル

型式記号

G−HN5 410001〜523001

生産期間

1976/61980/10/22

生産台数

109,379

概要

前期型の運動性能の劣化を補い商品力を向上させるために大掛かりな改造を行った、事実上のMGB最終モデル。1978年春より日本レイランドによって正規輸入が再開されたため、日本での生存個体数の最も多いモデルでもある。

改造範囲はフロント・スタビライザーの強化/リア・スタビライザーの装着(MGB初)/ラジエターの前進&電動冷却ファンの装着(GTV8流用)/新規内装デザインなどである。

現存している個体でウレタンバンパーが装着されたままのものは年々減少しており、メッキグリル・コンバージョンを受けたものが増えている。またキャブレターも標準のゼニスから変更されているものも多い。

このモデルからトゥアラーの左ハンドル車の輸出は、記録上はアメリカと日本だけとなっており、本国仕様はシート表皮がファブリックだが、この2国向けはビニールレザーである。

趣味性という点からはメッキバンパー・モデルには劣るものの、日本に正規輸入された台数が約1300台と多く現存しているものも多いので、ある程度物を選べるという利点がある。

MGB最初の1台としては最適と言えるだろう。

写真

 

 

 

Contents